弁護士との契約形態について今回は話します。
弁護士との契約は、1回きりの契約と違い、
事件に着手してから紛争が解決するまで
かなり長い期間契約が継続します。
比較的短い時間で解決できる事件だったとしても、
数ヶ月は少なくともかかりますし、標準的な事件だと
半年から数年のスパンが目安になります。
このように弁護士の仕事は、一度事件を引き受けると、
長期にわたって関係が継続することになります。
なので、ここで大事なってくるのがお互いの信頼関係です。
例えば、約束の時間にきちんと来てくれるか、
仮に遅れるとしたら、事前に連絡があるか、
などの基本的なマナーは信頼関係を築く上で、
重要になってきます。
また、事件の解決は弁護士だけではできません。
依頼者自身が、情報収集することもしなければいけません。
そんな時にきちんと弁護士に頼まれた
資料を準備してきてくれるかどうかというのも
大事なポイントになってきます。
このように弁護士に一度仕事依頼すると
かなり長期のつき合いになりますので、
最初の段階でお互いを見極める必要があります。
弁護士に相談する際は、そのような心積もりで
相談するかどうかを決めてみてください。