広島で弁護士を探すなら

今回は、弁護士の探し方を解説したいと思います。

弁護士探し方として一般的なのは、電話帳使ったり、
インターネットで調べたりする方法でしょう。

例えば、広島で弁護士を探すのなら
「広島 弁護士」などとキーワードを打ち込めば
何件か下記のような法律事務所がヒットします。

広島の弁護士さん

ただし、このようにして弁護士を探す時に
注意すべき点がいくつかあります。

まず第1に、弁護士によっては、紹介でしか
仕事受けないという人がいるということです。

なので、いきなり事務所に訪問者としても
事件を受けてくれないことは多々あります。

このような時に一番良い方法は、誰か紹介者を
間に挟むというやり方です。

弁護士の立場からすると信頼できる人から
紹介された案件であれば、初めて会う人から
相談を受ける場合よりはるかに受注率が高いです。

このように言うと、弁護士を紹介してくれる人は
周りにほとんどいないと思うかもしれません。

しかしながら、自営業の人であれば、担当の税理士に
紹介を頼めばうまくいくことが多いです。

また、事務所が主催している無料の法律セミナーなどに
顔を出すというのも良いやり方です。

このようなセミナーに顔を出せば、法律事務所に
所属している弁護士の人柄もわかります。

一度その人に会ったことがあれば、雰囲気も
イメージしやすいので、何かあったときに
依頼しやすくなると思います。

このような方法を使って、自分にあった
弁護士をうまく探してみてください。

弁護士に相談するタイミング

何かトラブルが起こった時に弁護士に相談する
タイミングというのは、かなり重要です。

例えば、交通事故のケースで言うと、一旦示談が成立すると
結論を覆すのがかなり困難になります。

なのでこの場合、早い段階で弁護士に示談を依頼した方が
依頼者にとってもメリットが大きいのです。

また、当事者同士の話し合いがこじれる前に
弁護士が介入するというのも、大事です。

当事者同士で話し合ってしまうと、どうしても
感情が優先になるので、冷静な話し合いができません。

これでは、本来であれば解決できる問題も
解決することができなくなってしまいます。

そのように事態が悪化する前に第三者の専門家である
弁護士を間に出ることが紛争の早期解決にとっては、
大切なポイントなのです。

他にも早い段階で弁護士に相談したほうがいいのは、
証拠の保全を図るケースです。

紛争になった時には意見だけでは勝つことはできません。

物的な証拠がないと主張は認められないのです。

しかしながら、時間が経つしまうと、その事実を
証明することができる証拠がなくなってしまうことも
多々あるのです。

このな事態に陥らないためにも早い段階で
証拠を保全しておく必要があるのです。

このようになるべく早い段階で弁護士に依頼するというのは、
依頼者にとってもかなりメリットがあるのです。

弁護士との契約

弁護士との契約形態について今回は話します。

弁護士との契約は、1回きりの契約と違い、
事件に着手してから紛争が解決するまで
かなり長い期間契約が継続します。

比較的短い時間で解決できる事件だったとしても、
数ヶ月は少なくともかかりますし、標準的な事件だと
半年から数年のスパンが目安になります。

このように弁護士の仕事は、一度事件を引き受けると、
長期にわたって関係が継続することになります。

なので、ここで大事なってくるのがお互いの信頼関係です。

例えば、約束の時間にきちんと来てくれるか、
仮に遅れるとしたら、事前に連絡があるか、
などの基本的なマナーは信頼関係を築く上で、
重要になってきます。

また、事件の解決は弁護士だけではできません。

依頼者自身が、情報収集することもしなければいけません。

そんな時にきちんと弁護士に頼まれた
資料を準備してきてくれるかどうかというのも
大事なポイントになってきます。

このように弁護士に一度仕事依頼すると
かなり長期のつき合いになりますので、
最初の段階でお互いを見極める必要があります。

弁護士に相談する際は、そのような心積もりで
相談するかどうかを決めてみてください。

注意すべきこと

弁護士に依頼する上で、注意すべきことを説明します。

弁護士に相談する上で、守って欲しいことは
自分に不利な事実も正直に伝えることです。

そもそも、弁護士は、依頼者の主張をなるべく
相手側に認めさせるために存在しています。

そのために依頼者にとって有利な証拠を考えうる
限り集め相手方に対して戦略を組み立てるわけです。

この時にもし依頼者が自分にとって不利な事実を
弁護士に伝えていないと、法廷の場で相手側が
その事実を主張してきたときにとっさに反論を
組み立てることが難しくなります。

そうなってしまうと、本来であれば、勝てたかもしれない
裁判に負けることになってしまいかねません。

そのような意味で依頼者と弁護士は、
正確な情報を共有しておく必要があるのです。

また、このような隠し事をしてしまうと、
弁護士との間の信頼関係が成り立ちません。

弁護士といえど、やはり人間ですから、
不誠実な態度をとる依頼者に対しては
どうしても不信感が募ります。

そのようにお互いの関係が悪くなってしまうと、
裁判などの手続きでも必要な情報が抜けていたり
するなどして不利になってしまいかねません。

そのようなことがないように、誠実な関係を
コツコツと築いていかなければいけないのです。

どのような準備をすればいい?

実際に弁護士事務所に行く前にどのような準備を
しておくべきかというのは、大事なポイントです。

どのような準備をしておけばいいかというと、
自分が抱えているトラブルがどのようなもので、
自分としては、どのように解決したいのか
というポイントをあらかじめ整理しておくことです。

なぜこのような事前の準備が必要なのかというと、
ほとんどの弁護士事務所では、30分5000円などの
相談料の料金体系になっているからです。

説明に手間取って、時間が無駄にかかってしまった場合、
本来であれば必要のないお金を払ってしまうことになります。

そのような無駄な経費を割かないためにも、
事前に事案をまとめとことが大事なのです。

特に、相続や離婚の問題は、人物関係が
複雑なりやすいので要注意です。

この場合には、登場人物を整理した図などを
あらかじめ持参しておけば弁護士の理解もスムーズになり、
説明のための手間がかなり省けます。

また、不動産などの問題であれば、登記などの
書類をあらかじめ手に入れておくと良いでしょう。

このように弁護士に対する相談を円滑に進めるために
事前の準備をしておくことは重要です。

弁護士が決まったからといって安心せずに
事前の準備を怠らないようにしてください。